創世記第1章9
神はまた言われた、「天の下の水は一つ所に集まり、かわいた地が現れよ」。そのようになった。 神はそのかわいた地を陸と名づけ、水の集まった所を海と名づけられた。神は見て、良しとされた。
神はまた言われた、「地は青草と、種をもつ草と、種類にしたがって種のある実を結ぶ果樹とを地の上にはえさせよ」。
そのようになった。 地は青草と、種類にしたがって種をもつ草と、種類にしたがって種のある実を結ぶ木とをはえさせた。神は見て、良しとされた。
皆様はお考えになったことがあるでしょうか?
一番初めの種がどうやってできたのか?
ひまわりの花は、一つの種から始まり、そのひまわりが成長し、また種を作り、地にその種がまかれ、ひまわりの数が増えます。
では一体、第一番目のひまわりはどのようにして生まれたのでしょうか?
今の現代の技術では、たくさんのひまわりの種を作ることは出来るでしょう。
しかし、なにもないところから、素材を組み合わせ、ひまわりの種を作り、その種からひまわりとして成長させ、またたくさんのひまわりの種を作ることができる種子を創造することはできません。
クローンなどの技術で複製し、種を増やすことはできても、ゼロから細胞を組み合わせて、一つの種から花を咲かせ、自ら成長し、種を作成をすることはできません。
それは、ひまわりだけの話ではなく、全ての生物、全ての生き物にも当てはまります。
ちょっと高校化学の復習を!
原子は、原子核とその周りを回る電子で構成されている。また、原子核にはプラスの電荷をもつ陽子があり、周りにあるマイナスの電荷をもつ電子は陽子と同じ数だけあって、原子全体としては電荷が打ち消されて中性になっている。さてこの電子だが、原子核の周りの電子殻という軌道上にある。電子殻は、原子核に近い内側からK殻・L殻・M殻…と名付けられており、K殻には電子2個まで、L殻には電子8個まで入ることが出来る。さらに、L殻は4つの小軌道(2s軌道と3つの2p軌道)で構成されていて、それぞれの小軌道に2個の電子が入る。
水素(H)は陽子数1個であり、したがって電子数も1個である。この場合、K殻に電子が1個だけ入った状態になる。炭素(C)は陽子数6個・電子数6個であり、K殻は電子2個で満たされ、さらに外側のL殻に残りの4個の電子(各小軌道に1個ずつ)が入っている。窒素(N)は陽子数7個であり、K殻に2個の電子とL殻に5個の電子(2s軌道に2つと2p軌道に各1個)が入っている。酸素(O)は陽子数8個であり、K殻に2個の電子とL殻に6個の電子(2s軌道に2つと1つの2p軌道に1個、2つの2p軌道に各1個)が入っている。
原子は、最も外側の電子殻が最大収容数いっぱいまで電子で満たされたような電子配置のときが安定である。そこで、電子を別の原子を共有することにより、電子殻を電子で満たしている。これがいわゆる共有結合である。例えば、水素分子(H2)は、2つの水素原子が互いの電子を共有してK殻に電子2個を配置している。また水分子(H2O)は、酸素原子中で各1個の電子をもつ2つの2p軌道が、それぞれ水素原子と電子を共有しているのである。DNAを構成する原子のほとんども、この共有結合によってつながっている。
そもそも一つの単細胞生物さえ、人は無から、0から、一つの細胞を作り上げ、生かすことはできません。
生物の中にある核、核の中にあるDNA DNAの中にある原子 分子 素粒子それを組み込んで自動的に生物として生かすことは人にはできません。
私たちの中の遺伝子の中にある原子、分子、素粒子は一度も止まることなく動き続けているのです。
そしてその生き物が生きることのできる、空気も、水も、無から、0から発生させることができません。
現在スイスにあるCERNでは地球上の最小単位を発見するために実験を行っています。
2012年にヒッグス粒子とみられる新粒子が発見され、名前の由来になった理論物理学者のピーター・ヒッグス教授は2013年にノーベル物理学賞を受賞しました。ヒッグス粒子はCERNの大型ハドロン衝突型加速器で何度も実験が繰り返され発見に至った
大型ハドロン衝突型加速器の性能と加速器の距離によって最小の粒子が発見されるということです。
面白いのは、性能と距離を高めた大型ハドロン衝突型加速器を作ってもまた最小単位の粒子が発見されます。
人間が作り続ける限り最小単位は見つかります。しかし終わりはありません。
性能を上げ衝突させる距離を果てしなく伸ばしても最小単位はわからないのです。
最小単位などあるのでしょうか?
そして人は宇宙の果てにも触れることはできないのです。
全ては創造主が、生き物、動物、そして人のために創造した物を使って生活しているに過ぎないのです。
この全ての元を創造された創造主を認識し、
人は創造主である神に感謝する必要があるのではないでしょうか?
http://divineus.org/images/Daniel_s_70_Weeks-_June_10,_2017._jp.pdf