「よげん」 と検索すると二つの言葉が検索されます。
上記のとおり 予言 と 預言では意味が違います。
私が小学校位の時に聞いたことがありました。ちょっと流行りましたね。
「1999年に人類が滅亡する!」こんな具合で聞いたことがあったと思います。
この大予言はご存知のとおり外れました。
この予言の予の漢字の意味は
1 あらかじめ。前もって。
という意味です。
つまり、あらかじめ言うことを「予言」といいます。
ですのであらかじめノストラダムスが言ったことは予言です。
しかし予言には当たる場合と外れる場合があります。
しかし預言は絶対に外れません。
預言の漢字は預けると言をあわせたものです。
神が預けた言葉です。
聖書の3割は預言です。
神は預言し、聖書に書かせ、あらかじめ預言したことをことごとく成就させます。
現在まで聖書に書かれた預言は全て実現しており、さらに残りの預言へと近づいています。
この世界の全てを創造した創造主である父なる神は
この世界の始まりから、終わりまでを聖書に示しています。
その聖書に示したことは神の御子 イエス・キリストを信じた者だけが、正確に理解できるようにしてくださっています。
イザヤ44章
44:6 イスラエルの王である主、これを贖う方、万軍の主はこう仰せられる。「わたしは初めであり、わたしは終わりである。わたしのほかに神はない。
44:7 わたしが永遠の民を起こしたときから、だれが、わたしのように宣言して、これを告げることができたか。これをわたしの前で並べたててみよ。彼らに未来の事、来たるべき事を告げさせてみよ。
44:8 恐れるな、おののくな。わたしが、もう古くからあなたに聞かせ、告げてきたではないか。あなたがたはわたしの証人。わたしのほかに神があろうか。ほかに岩はない。わたしは知らない。
イザヤ46章
46:9 いにしえよりこのかたの事をおぼえよ。わたしは神である、わたしのほかに神はない。わたしは神である、わたしと等しい者はない。
46:10 わたしは終りの事を初めから告げ、まだなされない事を昔から告げて言う、『わたしの計りごとは必ず成り、わが目的をことごとくなし遂げる』と。
約1600年間で 様々な時期に、40人のそれぞれ別の作者が 同じ神の霊により書かしめた66巻の書が聖書です。
旧約聖書の一番初めに書かれた書、創世記は約3500年前にモーセによって書かれました。
新約聖書はイエス・キリスト降誕以降、公生涯を終えてから、弟子や異邦人の使徒パウロなどによって書かれました。
ご存知の方も多いと思いますが、神が初めに天地を創造したこと、神があらゆる全てのものを創造し、最後に人を創造したこと、その第一の人アダムとエバがへび(サタン)にそそのかされ、神が禁じていた善悪の知識の実を食べ、神中心ではなく自己中心へと堕落しました。その際に神は預言されました。
創世記3章15節
わたし(神)は、おまえ(サタン)と女との間に、
また、おまえ(サタン)の子孫と女の子孫(イエス・キリスト)との間に、
敵意を置く。
彼(イエス・キリスト)は、おまえ(サタン)の頭を踏み砕き、
おまえ(サタン)は、彼(イエス・キリスト)のかかとにかみつく(十字架の受難)。
上記のこの節は「原福音(げんふくいん)」と言われています。
人が神から背いて、すぐに神様が約束してくださった預言です。
「おまえは、彼のかかとにかみつく」
これはイエス・キリストが十字架に架かられる預言です。
人類の全ての罪を背負い、清算するために十字架に架かられました。
このことがかかとにかみつく。かかとに噛み付くことは致命傷になりません。
イエス・キリストは十字架に架かられ、父なる神(創造主)によって復活し、今現在も父なる神の右に座し、クリスチャンの祈りをとりなしてくださいっています。
「彼はおまえのかしらを踏み砕き」
頭を踏みくだいたらどうなりますか? 死んでしまいますね。
将来、イエス・キリストが再び地上に戻り、サタンを滅ぼすことが預言されています。
では次に、メシア預言というものがあります。
メシアとは救い主 救世主という意味です。
旧約聖書はイエス・キリストが人として降誕する前に書かれた書です。
その中に救世主がどのように来るのかが旧約聖書に預言されています。
イエス・キリストはまさしく預言通りに、神が人となられた神の御子です。
メシア預言はたくさんありますが、その一部をご覧下さい。
イエス・キリスト降誕について
ミカ書5章2節(紀元前735-700年)
5:2 ベツレヘム・エフラテよ。あなたはユダの氏族の中で最も小さいものだが、あなたのうちから、わたしのために、イスラエルの支配者になる者が出る。その出ることは、昔から、永遠の昔からの定めである。
イエス・キリストはベツレヘムで生まれました。ユダ部族から生まれ、そのことが永遠の昔からの定めであると書かれています。
つまり天地創造の初めから、神の御子であるイエス・キリストは永遠の存在である神であり、救い主として、人となって、ベツレヘムに生まれることが決まっており、人類のために十字架にかかり、墓に葬られ、三日後に、御父(創造主)によってよみがえることは定めであるということです。
イザヤ書9章6節
9:6 ひとりのみどりごが、私たちのために生まれる。ひとりの男の子が、私たちに与えられる。主権はその肩にあり、その名は「不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和の君」と呼ばれる。
9:7 その主権は増し加わり、その平和は限りなく、ダビデの王座に着いて、その王国を治め、さばきと正義によってこれを堅く立て、これをささえる。今より、とこしえまで。万軍の主の熱心がこれを成し遂げる。
イエス・キリスト宣教活動及び死に関しての預言
特にイザヤ53章は現在のユダヤ人がイエス・キリストを救い主として受け入れる際に非常に重要な聖句です。
イザヤ53章2節
53:2 彼(イエス・キリスト)は主の前に若枝のように芽生え、砂漠の地から出る根のように育った。彼には、私たちが見とれるような姿もなく、輝きもなく、私たちが慕うような見ばえもない。
53:3 彼(イエス・キリスト)はさげすまれ、人々からのけ者にされ、悲しみの人で病を知っていた。人が顔をそむけるほどさげすまれ、私たちも彼を尊ばなかった。
53:4 まことに、彼は私たちの病を負い、私たちの痛みをになった。だが、私たちは思った。彼は罰せられ、神に打たれ、苦しめられたのだと。
53:5 しかし、彼は、私たちのそむきの罪のために刺し通され、私たちの咎のために砕かれた。彼への懲らしめが私たちに平安をもたらし、彼の打ち傷によって、私たちはいやされた。
53:6 私たちはみな、羊のようにさまよい、おのおの、自分かってな道に向かって行った。しかし、主(御父)は、私たちのすべての咎を彼(御子イエス・キリスト)に負わせた。
53:7 彼は痛めつけられた。彼は苦しんだが、口を開かない。ほふり場に引かれて行く小羊のように、毛を刈る者の前で黙っている雌羊のように、彼は口を開かない。
53:8 しいたげと、さばきによって、彼は取り去られた。彼の時代の者で、だれが思ったことだろう。彼がわたしの民のそむきの罪のために打たれ、生ける者の地から絶たれたことを。
53:9 彼の墓は悪者どもとともに設けられ、彼は富む者とともに葬られた。彼は暴虐を行なわず、その口に欺きはなかったが。
53:10 しかし、彼を砕いて、痛めることは主のみこころであった。もし彼が、自分のいのちを罪過のためのいけにえとするなら、彼は末長く、子孫を見ることができ、主のみこころは彼によって成し遂げられる。
53:11 彼は、自分のいのちの激しい苦しみのあとを見て、満足する。わたしの正しいしもべは、その知識によって多くの人を義とし、彼らの咎を彼がになう。
53:12 それゆえ、わたしは、多くの人々を彼に分け与え、彼は強者たちを分捕り物としてわかちとる。彼が自分のいのちを死に明け渡し、そむいた人たちとともに数えられたからである。彼は多くの人の罪を負い、そむいた人たちのためにとりなしをする。
ゼカリヤ9章9節
9:9 シオンの娘よ。大いに喜べ。エルサレムの娘よ。喜び叫べ。見よ。あなたの王があなたのところに来られる。この方は正しい方で、救いを賜わり、柔和で、ろばに乗られる。それも、雌ろばの子の子ろばに。
詩篇22篇16-18節
犬どもが私を取り囲み、悪者どもの群れが、私を取り巻き、私の手足を引き裂きました。私は私の骨をみな数えることができます。彼らは私を眺め、私を見ています。彼らは私の着物を互いに分け合い、私のひとつの着物をくじ引きにします。
旧約聖書のどこにキリストの来られることを預言していますか?
Got Question
https://www.gotquestions.org/Japanese/Japanese-Jesus-OT.html
上記記事より引用
上記記事から抜粋
イエスは、誕生した後に、聖書にあるメシア預言を学び、預言の内容に合うように人生を生きた、と反論する人もいる。数多くあるメシア預言の中には、確かに預言の内容に合うように行動することによって、成就するものも存在するが、そうではないものも多数存在する。ここで一度、これまでに紹介した預言をリストアップする。見ていただければわかるが、これらの預言は、どれも自分の力でコントロールすることが困難なものばかりである。
- アブラハム、ユダ、ダビデの家系から生まれる
- ベツレヘムで生まれる
- 貧しい家庭で生まれる
- メシアとして到来する時期が特定されている
- 骨がことごとく外れる
- 手足が貫かれる
- 衣服のためにくじ引きが行われる
- 悪人と共に殺され、金持ちの墓に葬られる
- 復活する
- 世界中から救い主としての信仰を集める
1~4の出生に関する預言については、生まれてからでは遅すぎる。どのような環境で生まれるかを自分でコントロールすることはできない。
5~7については、当時のローマの処刑方法や裁判事情に精通していれば、ある程度狙って成就することも考えられなくはないが、それでも、一度敵の手に落ちてしまえば、成り行きを自分で完全にコントロールできるものではない。
8番目の預言は、完全にコントロールが不可能だ。
そして、9~10の預言の成就は、目を見張るものがある。なぜなら、預言があったか無かったかに関わりなく、これを成し遂げたのが、人類の歴史上、イエス・キリストだけでからである。したがって、「イエスは預言の内容に合うように人生を生きた」と唱える説も、完全に排除されることになる。
歴史上の特定の人物に、聖書の中の八つの預言が偶然に成就する確率を計算した学者がいる。計算をすると、その確率は、十京分の一(10の17乗)という、途方も無い数字になるようである。
以上
この世界すべてを創造した神、御父(創造主)
同じように神であり御父の御子、イエス・キリスト
万物を創造し、皆さん、ひとり、ひとりを創造し、
皆さんが犯した罪のために神の御子イエス・キリストが皆さん、お一人、お一人のために命を捨てて、十字架に架かってくださいました。
皆さんはこのことを信じますか?
16神(御父)はそのひとり子(イエス)を賜わったほどに、この世を愛して下さった。それは御子(イエス)を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである。 17神が御子を世につかわされたのは、世をさばくためではなく、御子によって、この世が救われるためである。 18彼を信じる者は、さばかれない。信じない者は、すでにさばかれている。神のひとり子の名を信じることをしないからである。 19そのさばきというのは、光がこの世にきたのに、人々はそのおこないが悪いために、光よりもやみの方を愛したことである。 20悪を行っている者はみな光を憎む。そして、そのおこないが明るみに出されるのを恐れて、光にこようとはしない。 21しかし、真理を行っている者は光に来る。その人のおこないの、神にあってなされたということが、明らかにされるためである。
三位一体の神
福音を受け取るために(救われ、天国に行くためには)
三位一体の神
福音を受け取るために
福音(ふくいん)とは、聖書に書かれているとおり
人が全てのものを創造された神である創造主(御父:父なる神)を認識せず、感謝せずに、人自身が自己中心に生きていることを罪と認め、神に謝罪し、再び神の元に立ち帰ること
そして創造主の御子(子)であり、また創造主と同じように神であるイエス・キリストが、人としてこの世にこられ、私たち全ての人の罪を、身代わりとして背負って下さり、十字架に架けられたこと。
そしてその、
①イエス・キリストが私たちの罪のために死なれたこと。
②墓に葬られたこと。
③3日目に復活し、多くの人の前にあらわれたこと。
以上のことを信じると、神からの恵みにより救われます。
神と共にに天国で過ごすことのできる永遠の命が与えられます。
これが福音です。
非常にシンプルです。
たったこれだけです。
皆さんは今、この神様から天国に来るように招かれています。
天国に行きたくないという方はいらっしゃらないのではないでしょうか?
福音を得ると、天国に行く約束を神様からしていただけます。
この福音を全ての人が受け取るように、伝え広げるために書かれたのが「聖書」です。
これから必ず「福音」を受け取ることが出来る方法をお教えしますので非常に簡単で時間もかかりませんので、以下のとおりにしてみてくださいね!
まず静かなところで一人になれるところに行ってください。
そして心を静めて、出来るだけ、ご自身が子供に戻ったかのように素直な気持ちになってくださいね。
リラックスしてください。
準備はいいですか?
今、あなたは神様の前にいます。
神様とは、この世界、宇宙、星、地球、
海や川、自然、水、
酸素、原子、素粒子、
植物、花、穀物、虫、動物、
そして人、
これら全てのもの、万物を創造された方、
つまり創造主である神様の前に居ると思ってください。
創造主である神は、「全ての人は生まれながらに罪人である」と言われます。
その罪とは創造主を認識せずに生きる、
創造主に感謝せずに生きる、
創造主と関係のない、自己中心に人生を生きることが罪だと言われます。
そして創造主は罪のない人は一人も居ないと語ります。
全ての人が持つ「罪」
全ての人が生まれながらに「罪」があるのですから、全ての人が持って生まれる「課題」であるとも言えるのではないでしょうか?
全ての人はまず第一に、この全てのものを創造されたのは創造主なんだと気づき、その創造主のおかげで私たちは生きることができているのだと感謝する必要があるのではないでしょうか?
ではまず、心の中で、現在まで、その神から離れていた、背いていたことを「罪」だと認めてください。
全てを創造していただいた環境の中で今まで生活してきたにも関わらず、その創造主の存在を感じず、感謝することなく暮らしてきたことを「罪」だと認めてください。
罪と的外れは同じ意味です。神様から見て、的が外れた人生ではなかったでしょうか?
そして過去に神が全ての人に備えた「良心」に反したことをしたならば、それも、もちろん罪です。
生まれて一度も、子供の頃から、一度も人を傷つけず、親に反抗せず、人の悪口を言わず、妬まず、人を馬鹿にせず、人に八つ当たりせず、などなど「良心」に反せず生きてきた人はいるのでしょうか?
聖書にはそのような人は一人もいないと書かれています。
神様は皆さんのすべての人生をご存知です。
是非、今、人生を振り返り、自分がしてしまった愚かな思い、愚かな行為を思いだしたならば、素直に認めてください。
そして 「神様、すいませんでした。」と素直に心から謝りましょう。
神は全知全能です。皆さん一人、一人のことを全てご存知です。
皆さん一人、一人を本当に深く愛しておられます。
神は全ての人が、神のもとに帰ってくることを誰よりも望んでおられ、戻ってきた際には誰よりもお喜びになります。
今、神の元に立ち帰る決心をして下さい。
今日、この日から神と共に歩む決心をしてください。
そして、
創造主の御子であり、創造主と同じように「神」であるイエス・キリストが「人」としてこの世にこられました。
世に降られたのが西暦がイエス・キリストの誕生が基準である通りに2017年前。(このブログを書いたのが2017年であるため)
旧約聖書の預言どおりに、
預言通りの系図で救世主として生まれ
かつ、預言通りに、全ての人の身代わりとして、
全ての人類の罪を精算していただいた方が、
イエス・キリストなのです。
そしてその、
①イエス・キリストが私たちの罪のために死なれたこと。
②墓に葬られたこと。
③3日目に復活し、多くの人の前にあらわれたこと。
以上のように創造主である神がイエス・キリストを死者の中から復活させられたことを心から信じます。(厳密には、イエス・キリストが、本当に私の罪のために十字架に架かって下さり、神(創造主)によって復活されたと心で信じた時点で救わています。)
エペソ人への手紙2章8節
あなたがたの救われたのは、実に、恵みにより、信仰によるのである。それは、あなたがた自身から出たものではなく、神の賜物である。 9決して行いによるのではない。それは、だれも誇ることがないためなのである。
そして
「イエス・キリストが私たちの主(神)である」と口で言ってください。(心から信じていなければ、口で言い表しても救われていません)
(お体の状態などにより言い表すことができない場合は「イエス・キリストは私の神です!」と心の声で言い表してくださいね。神様は全知全能ですので心の声を聞いてくださり、必ず救われます。)
ヨハネの手紙 第一 5章15節
だれでも、イエスを神の御子と告白するなら、神はその人のうちにおられ、その人も神のうちにいます。
コリント人への手紙第一 12章 3節
聖霊によるのでなければ、だれも、「イエスは主です」と言うことはできません。
おめでとうございます!!!
福音を心から信じた皆様は確実に神の救いと恵みを受けました。
今日この時まで、あなたを救いに導くために、あなたのことを神様が支え続けていただいたことに感謝しましょう。
福音を得て、神と共に歩まれる決心をされた皆様は生まれ変わりました。
神は福音を得た皆様の成長を望まれます。
神を信じ、イエス・キリストを信じた皆様は聖書が理解できます。
聖書の言葉を守ることによって成長します。
そしてまた、まだ福音を得ていない人々に、皆様が福音を伝えることを望まれます。
今日、この時から、神への祈り、そして聖書を読むことによって、イエス・キリストに似た者となるように、聖霊の働きにより日々、変えていただけます。
神が、イエス・キリストが、聖霊があなたを見守り、成長させ、最後には永遠に神と御国で住むことが約束されたのです。
本当におめでとうございます!
イエスは言われた。「わたしは、よみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は、死んでも生きるのです。 また、生きていてわたしを信じる者は、決して死ぬことがありません。このことを信じますか。」
そもそも救われるとはどういうことか?
http://seishonyumon.com/question/428/
三分で分かる聖書入門 全リスト
https://www.youtube.com/playlist?list=PLQ19z6ZsfJHyF4rAvDewELJHdSeUmMreS
以下のサイトは全て携挙について書かれています。
皆さまは聖書と照らし合わせて確認していただき
一日も早く福音を得られることをお祈り申し上げます。
www.youtube.com携挙が起こったら読んでください!
www.youtube.com聖書預言において重要なダニエル書のわかりやすい解説です!
2017-01-01から1年間の記事一覧 - 世界一簡単な福音の受け取り方 How to receive the simplest gospel in the world
コロサイ人への手紙1章
15御子は、見えない神のかたちであって、すべての造られたものに先だって生れたかたである。 16万物は、天にあるものも地にあるものも、見えるものも見えないものも、位も主権も、支配も権威も、みな御子にあって造られたからである。これらいっさいのものは、御子によって造られ、御子のために造られたのである。 17彼は万物よりも先にあり、万物は彼にあって成り立っている。 18そして自らは、そのからだなる教会のかしらである。彼は初めの者であり、死人の中から最初に生れたかたである。それは、ご自身がすべてのことにおいて第一の者となるためである。 19神は、御旨によって、御子のうちにすべての満ちみちた徳を宿らせ、 20そして、その十字架の血によって平和をつくり、万物、すなわち、地にあるもの、天にあるものを、ことごとく、彼によってご自分と和解させて下さったのである。 21あなたがたも、かつては悪い行いをして神から離れ、心の中で神に敵対していた。 22しかし今では、御子はその肉のからだにより、その死をとおして、あなたがたを神と和解させ、あなたがたを聖なる、傷のない、責められるところのない者として、みまえに立たせて下さったのである。 23ただし、あなたがたは、ゆるぐことがなく、しっかりと信仰にふみとどまり、すでに聞いている福音の望みから移り行くことのないようにすべきである。この福音は、天の下にあるすべての造られたものに対して宣べ伝えられたものであって、それにこのパウロが奉仕しているのである。 24今わたしは、あなたがたのための苦難を喜んで受けており、キリストのからだなる教会のために、キリストの苦しみのなお足りないところを、わたしの肉体をもって補っている。 25わたしは、神の言を告げひろめる務を、あなたがたのために神から与えられているが、そのために教会に奉仕する者になっているのである。 26その言の奥義は、代々にわたってこの世から隠されていたが、今や神の聖徒たちに明らかにされたのである。 27神は彼らに、異邦人の受くべきこの奥義が、いかに栄光に富んだものであるかを、知らせようとされたのである。この奥義は、あなたがたのうちにいますキリストであり、栄光の望みである。 28わたしたちはこのキリストを宣べ伝え、知恵をつくしてすべての人を訓戒し、また、すべての人を教えている。それは、彼らがキリストにあって全き者として立つようになるためである。 29わたしはこのために、わたしのうちに力強く働いておられるかたの力により、苦闘しながら努力しているのである。